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「福岡の地下鉄、これからどうなる?」辰巳浩教授がニュース番組でズバリ解説!

みなさんは、福岡の地下鉄についてこんな噂やニュースを聞いたことはありませんか?

「地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線がくっついて、乗り換えなしになるかも?」 「七隈線がもっと伸びて便利になる?」
本学科の辰巳浩教授が、RKB毎日放送のニュース番組(YouTube)に出演し、これらの疑問について交通計画の専門家として解説しました。 私たちが普段何気なく利用している鉄道の裏側には、実は深い「工学の知恵」が隠されています.

■ 動画の見どころ:ここが「社会デザイン」の視点!

 辰巳先生は、福岡市の交通について話し合う会議(福岡市都市交通協議会)の委員も務めています。動画では、単なる予想ではなく、データや現場の状況に基づいた冷静な分析をされています

  1. 1. 直通運転(乗り入れ)の意外な壁
     線路の幅は同じでも、「車両の長さ(3両と6両)」や「ホームの長さ」が違うため、実現には巨額の費用がかかること、そして実は今のままでも乗り換え時間はそれほどかかっていないという事実を指摘しています
  2. 七隈線がもっと便利に? 混雑している七隈線を「6両編成」にする計画については、「駅のホームはもともと6両に対応できるように作られている」ため、実現可能性が高いと太鼓判を押しています。 また、橋本駅から姪浜方面へ線路を延ばす案については、街が大きくなるにつれて「放射環状型(中心から伸びる線と、ぐるっと回る線)」のネットワークを作ることが望ましいため、メリットがあると解説しています。

■ このニュース、学科の学びとどうつながる?

今回の辰巳先生の解説は、社会デザイン工学科で学べる6つの分野のうち、「景観・交通計画」という分野のど真ん中です

社会デザイン工学科では、単に道路やトンネルを作るだけでなく、「その計画が本当に街のためになるか?」「費用と効果のバランスは?」といった調査・計画の視点も大切にしています 「便利で快適なまち」をデザインするためには、辰巳先生のように「現状を分析し、未来を予測する力」が必要なのです。
将来、まちづくりや鉄道、都市計画に興味がある人は、ぜひ動画を見て「プロの視点」に触れてみてください!

▼ 動画はこちら(RKB毎日放送NEWS 公式YouTube)

https://youtu.be/gyS9EXkBUjs?si=4Z8GQjCGxcW0frhg
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